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武生桐箪笥伝統の技術と技法
古くから伝わる桐のおはなし 昔から、女の子が産まれると桐の苗木を植えて、お嫁に行く頃になると切り倒し、嫁入り道具の桐箪笥をつくる。こんな風習は、日本各地に伝わる総桐箪笥の話しですよね。 そうです。桐の木というのは、成長が非常に早く20年もすれば、箪笥にするくらいの大きさになります。 さらに、日本の気候は、桐の木が生長するのに適した土地であり、湿度が多いことから、着物の収納に桐箪笥は必需品だったのです。 もともと、昔の箪笥は欅などの堅くて重い木でつくられ、そこにたくさんの金具で堅ろうで巧妙につくられ盗難や破壊に耐えれる金庫の役目だったものです。今で言う時代箪笥が箪笥の原型です。 江戸時代になり世の中が平和になった頃、人口が増え家屋が密集しはじめると、大きな火事が頻発するようになりました。 そのため、人々は火事から財産を守るために箪笥はここから発展を遂げるのです。 現在も江戸時代と同じ棒通し金具をつけている 上下2個にわけ、棒を通して二人でかつぎやすいように金具を付け、材質を軽い桐材にしたのです。総桐箪笥の棒通しとよばれる金具、現在ではこの金具は付けないというか、見せ掛けだけというメーカーも多いです。 しかし当工房の総桐箪笥には、この金具が今でもついています。 なぜ、この金具を今でもつかっているのでしよう。 昔と同じ伝統をそのまま受け継ぎたいという職人の思いもあります。 現在は棒を通して運ぶなんてしませんが、この金具耐震にも一躍かっているです。 この金具のおかげで積み重ねた総桐箪笥は崩れ落ちることがないのです。 明治・大正と箪笥は更なる発展を遂げます 明治、大正時代になり、一人でも運べる大きさにと上中下の3段に分かれるようになります。 昔の人の知恵はすごいです。というか、経験が知恵を生むこととなったのでしょうか。 桐の木の箪笥は火事になっても、中の衣類や財産は、なんともない。ことに気づかされることになります。 しかも、梅雨になれば、空気中の湿気を吸収し桐は膨張する。逆に、大気が乾燥すれば桐の木は、すき間があいて空気を通すのです。桐の木は、草科ですので、導管が他の木材に比べ太く、調湿作用にすく゛れているのです。 湿気の多い日本では、書画、骨董品、など古くから伝わる歴史的物は、大切に保管するために必ず桐箱に入れてしまっておくこととしているのも、昔の人の知恵。 桐箪笥が現在に至り、今でも愛されているのは、昔の人の知恵があったからなのでしょうね。 桐の木の成長の早さ、削りなおせば新品同様になることも全部ふまえてこの上ない条件をもっている桐箪笥は、これからも受け継いでいって欲しいモノの一つです。 柾目の細かい美しい桐タンスに仕上げるには、材料選びが基本です。 けっして、会津桐だからよいとか北米桐だからよくないとかではないことです。 当工房では、市場で総桐箪笥職人が自ら目で見て触って厳選した桐材のみを使用しています。 基本的に質がよくないと木にくるいが生じてきたり 桐の機能を充分に発揮できないことになります。 いくら高度な技術があっても木の質がよくないと桐の機能を果たしません。 本当の総桐箪笥職人なら、材料からこだわるはずです。 桐タンスは150年以上も使える優れもの |
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